タイム・マネジメント
タイムマネジメントとは、読んで名のごとく、時間を管理することです。
学習する内容とは直接関係ありませんが、非常に重要なスキルです。
アメリカの大学生に要求される勉強量は、半端じゃありません。
リーディング、宿題、課外プロジェクト、テスト勉強、レポート作成…
留学生は、これに英語(単語調べやスペルチェック)というハンデが加わる訳です。
単純に、一日に勉強する絶対時間を増やせばいいわけですが、1日は24時間。
睡眠時間を削る、というのが、一般的な方法ですが、それにも限りがあります。
睡眠不足で授業に集中で着なくては、話になりませんから。
フリータイムも、ある程度勉強時間に当てることは考えられますが、異文化を学んだり、友達、あるいは
1人でリラックスする時間も非常に大事です。
こう考えると、どう考えても時間が足りない…
取るべき方法は一つ、
限られた学習時間を有効に使う(=管理する)
ことです。
このタイムマネジメントができると以下の利点があります。
より多くの時間が使える
(時間内で決まったことをしようとする)やる気が出る
余計なことをだらだらする時間が減る
「最後の数時間」の詰め込み学習をせずにすむ
不安やイライラをなくす
この、タイムマネジメントをマスターするには、スケジュール帳が必須です。
まずは日ごとに時間割の書き込めるスケジュール帳を入手し、以下のことを実行してみてください。
週の学習時間を決める(授業とは別に)(40時間は必要だと思います)
授業や課外活動の時間を書き込む
空いている時間に従って、各曜日の勉強時間を決める
(終日は平均5時間、週末は10時間、など)
それらの勉強時間を、スケジュール帳に入れていく
これで、一日の勉強時間が決まりました。これは、極力守るようにしましょう。
さらに、この勉強時間内で、各クラスの宿題を何時から何時まで、リーディングは何時間、といった具合に
学習内容を決めて、実行します。
この時間帯に他の事をしたり、時間を過ぎてもまだ机に向かうのは避けてください。
決まった時間内で、決めたことをするのが原則です。
終わらないようであれば、ある程度の妥協が必要、と言うことです。
(リーディングを早くする、ノートの書き直しをなくす、講義をテープにとって聞くことを止める、など。)
時間に限りがあると、「無駄な時間をなくそう」という努力をする習慣が身につき、あとあと重宝します。
(机は資料が出しやすいように整理されているか、集中できる環境が出来ているか、
コンピューターの起動や動作が速くなる設定が為されているか、など。)
はじめは、自分の能力と必要な勉強時間の関係が分からないため、決めたとおりに守ることは出来ない
でしょう。
週単位で、自分の実力(必ず向上しています)とよく相談しながら、無理のない、かつあまりルーズでない
計画を立てることを覚えましょう。
こうして出来たスケジュールは、あなたのゴールを達成するために、
あなた自信がつくって実行しなくては意味がありません。
スケジュールに管理されることなく、タイムマネジメントを一つの道具として自分自
身を管理することを心がけましょう。
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